大谷は打撃妨害に敬遠四球3タコで打率みるみる低下も…“投手復帰プラン”に大進展あり

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(29)が日本時間3日のロッキーズ戦に「2番・DH」で出場し、3打数無安打2三振。2戦ぶりの無安打で打率を.322と下げた。

 2死一塁で迎えた六回の第4打席は捕手スターリングスのミットがバットに当たり打撃妨害で出塁。八回1死二、三塁の好機では勝負を避けられ、今季2個目の敬遠四球で歩かされた。

 バットから快音は響かなかったが、投手としてのリハビリは順調だ。昨年9月に受けた右肘靱帯修復手術からの復帰を目指す大谷は、この日の試合前に2日続けてキャッチボールを行い、約18メートルの距離で10分間、投げ込んだ。術後のリハビリを開始して以来、大谷が2日続けて投げるのは初めてのことだ。

 順調な回復を見せる大谷にデーブ・ロバーツ監督も上機嫌だった。試合前、52回目の誕生日だった現地5月31日には大谷夫妻から日本のウイスキーとチョコレートをプレゼントされたことを明かし、「(大谷がスポンサー契約する)ポルシェではなかった」と報道陣を笑わせた。大谷の患部の状態については「腕の振りが良いようなので、近日中に90フィート(約27.4メートル)投げられるだろう。リカバリーは順調だ」と太鼓判を押した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  5. 5

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  1. 6

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  2. 7

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    阪神・藤川監督が報道陣と連日の長話…“豹変”の裏に株主総会での「リーダーの資質ナシ」痛烈批判

  5. 10

    阪神藤川監督 ドリス再雇用検討のトンチンカン…「だったら育成選手を」「チームに悪影響」の痛烈指摘

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  2. 2

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  3. 3

    国分太一だけでない旧ジャニーズのモラル低下…乱交パーティーや大麻疑惑も葬り去られた過去

  4. 4

    ホリエモンに「Fラン」とコキ下ろされた東洋大学の現在の「実力」は…伊東市長の学歴詐称疑惑でトバッチリ

  5. 5

    外国人の「日本ブーム」は一巡と専門家 インバウンド需要に陰り…数々のデータではっきり

  1. 6

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 7

    近藤真彦「ヤンチャでいたい」にギョーカイ震撼!田原俊彦をも凌駕する“リアル・ジャイアン”ハラスメント累々

  3. 8

    「モーニングショー」コメンテーター山口真由氏が5週連続欠席…気になる人間関係と体調を心配する声

  4. 9

    参院選終盤戦「下剋上」14選挙区はココだ! 自公の“指定席”で続々と落選危機…過半数維持は絶望的

  5. 10

    参政党の躍進は東京、神奈川だけにあらず? 地方では外国人規制に“地元ネタ”織り込み支持拡大狙い