絶好調ドジャース大谷が「エンゼルス解体」を加速させる…明日から移籍後初、古巣との2連戦

公開日: 更新日:

 ワールドシリーズで指揮を執った経験のあるベテランのロン・ワシントン監督を新たに迎えながら、ポストシーズン進出が絶望的。地元メディアなどによれば、編成トップとして補強失敗を繰り返してきたペリー・ミナシアンGMは早くもチーム再建に舵を切るという。

 7月末のトレード期限までに他球団の若手有望株を獲得し、今季で契約が切れる守護神エステベス(13セーブ)、4月末にホワイトソックスから移籍したピラー(打率.299)らの主力を放出するとみられる。ドジャース相手に連敗すれば、エ軍はアスレチックスと入れ替わって最下位転落の可能性もある。

 大谷の好調なバットがチーム編成に問題がある古巣を粉々に粉砕しそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷に懸念されるのが「申告敬遠禍」だ。エ軍時代から試合終盤の好機で勝負を避けられるケースが多く、申告敬遠は21年20個(ア・リーグ最多)、22年14個(同3位)、23年21個(同2位)だった。今季はドジャースの強力打線の恩恵もあって、ここまでわずか1個と昨季までと比べて極端に少ないが、状況は「ある出来事」で一変、本塁打王争いにも影響が出かねない雲行きになっている。いったいなぜか。

●関連記事【もっと読む】…ではそれらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑