《4月から厳しくやってくれてたら…》…DeNA三浦監督が反抗的な助っ人にブチギレ&阪神に大勝!

公開日: 更新日:

「ゲラウト!(GET OUT=マウンドから去れ!)」

 「ハマの番長」ことDeNA三浦大輔監督(50)が思わず激高した。

 27日の阪神戦、3点リードで迎えた七回、2番手のウィックが2四球と安打で無死満塁のピンチを招くと、三浦監督は交代を決断。マウンドへ向かう途中、助っ投が「NO!」と大声を上げ、交代を拒否するような態度を取ったのだ。

 すると三浦監督、ウィックに「マウンドから去れ!」と言わんばかりに怒鳴りつけると、左手でマウンドから押しのけ、持っていたボールをもぎ取った。凍り付く野手陣をヨソに、心を落ち着けるように足でマウンドを均しながら、3番手の坂本の到着を待った。

 去る25日のヤクルト戦でも、助っ人のケイが勝利投手の権利を得る直前、5回途中4失点で降板する際に感情を爆発させ、大声でわめき散らしていた。助っ人の相次ぐ“不適切な行為”に、指揮官としての威厳を示した格好だ。

 そもそも三浦監督は、髪型をリーゼントでビシッと決めた風貌とは裏腹に、現役時代から温厚で人柄の良さは球界屈指といわれてきた。そんな指揮官の豹変でナインにスイッチが入ったのか、打線は直後の七、八回だけで5得点。2試合連続の2ケタ14安打で大勝した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性