石川遼が熱望「米ツアー再挑戦」の成否…今年は全米OPも欧州ツアーも予選落ちで険しい道程

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 まずは賞金を稼ぐことだ。12日開幕のANAオープン(北海道・札幌GC輪厚C)は50回の記念大会。賞金総額がアップされ、優勝賞金は1000万円増の3000万円となった。

 賞金額に敏感なのは2015年覇者の石川遼(32)だろう。13年から5年間フル参戦した米ツアーへの復帰を目指している中、獲得賞金がカギとなるからだ。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)と欧州ツアーの提携により22年から日本の賞金ランク上位3人に翌年のDPワールドツアー(欧州ツアー)の出場権が与えられることになった。そこで有資格者を除くポイントランク上位10人に入れば翌年の米ツアーの出場資格を得られる。

 石川は現在、賞金ランク9位(約3190万円)だが、今週の大会を含めツアー終盤は高額賞金の大会が多い。3位以内へのジャンプアップは可能だ。

 また昨年は、中島啓太(24)が三井住友VISAマスターズ終了時の賞金ランク1位に与えられる米下部ツアーの今季出場権を争う最終予選会の参戦資格を得たが、この予選会でトップ5に入れば米ツアーのメンバーになれる。

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