投打で物足りないドジャースに大谷「投手・外野起用待望論」浮上…指揮官は否定も議論は過熱必至

公開日: 更新日:

 が、世界一を目指す上で、現有戦力では心もとないのも確かだ。仮にリーグ優勝決定戦、ワールドシリーズと勝ち進めば、またぞろ、チーム内外で大谷の投手、守備起用を求める声が浮上しても、不思議ではない

 実際、大谷はこれまでDHを独占してきたが、仮に守備に就けば、故障を抱えながらも勝負強い(得点圏打率.295、7本塁打、69打点)フリーマンを指名打者で起用できるメリットは大きい。

 大谷はドジャース移籍にあたり、一塁手と外野手用のグラブを用意し、開幕後は守備練習も行っている。投手としても、すでにブルペンでの投球練習を再開し、150キロ超の直球を投げ込んでいる。

 ドジャースがポストシーズンを勝ち進めば進むほど、大谷の起用を巡る議論はヒートアップしそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷がまだ世界で無名だった頃に日刊ゲンダイに明かした「投打の理想」とはいったいどのようなものか。決して避けられないと悟っていた「永遠の課題」とは。その時々でなにを考え、なにを思っていたのか。改めて読み返すことで、大谷の今が見えてくる。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝