育成契約は嫌だった?ドラフトで名のある高校球児が軒並み指名漏れのカラクリ

公開日: 更新日:

 とはいえ、指名漏れした名のあるドラフト候補の大半は、5位までにピックアップされるだけの実力がなかったということだ。

「それにしても育成はよくよく嫌われたもの。早大、法大、青学大、立正大などの選手に加えて、社会人を受け皿に育成を拒んだ大学生もかなりいたといいます。ドラフト前に育成契約を拒否した高校生に至っては20人はくだらないと聞きました」(同)

 本来なら6位以下の評価だった名のある高校生たちが指名を見送られる一方で、育成で指名されたのは全国的に知名度が低かったり、無名校の選手が多かったわけだ。

  ◇  ◇  ◇

 一部のスカウトからは「高校生を指名するのが怖くなった」「育成ならよほどの事情がなければ進学か就職すべき」という声も聞かれる。どうやら、選手とスカウトの関係は入団直後から一層、密になっていくのも関係しているようだ。いったいどういうことか。スカウトが漏らす苦悩と本音とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所