大谷翔平がドジャースのタンパリング疑惑に誰よりも肝を冷やした深~いワケ

公開日: 更新日:

 メジャー球団の間でいまだ根強く残っているのが、ドジャース佐々木朗希に対するタンパリング疑惑や密約説だ。

 代理人のジョエル・ウルフ氏は密約説を否定しているものの、疑惑に誰よりも肝を冷やしたのが大谷翔平(30=ドジャース)というウワサがある。

「といっても、タンパリングや密約が明らかになって、佐々木獲得がフイになることを危惧したわけではないでしょう」と、特派員のひとりがこう続ける。

「ドジャースのタンパリングや密約が明らかになり、疑惑が疑惑でなくなれば、編成責任者であるフリードマンのクビが飛ぶ。大谷が危惧するのはそこですよ。フリードマンは2014年10月にドジャースの編成本部長に就任して以来、常勝球団の礎をつくった人。フリードマンの存在なしに、メジャーの頂点に立ったいまの強さを維持することは不可能ですから」

 大谷が昨オフ、10年総額1000億円超でドジャースと交わした契約の中には「筆頭オーナーのウォルター、またはフリードマン編成本部長が球団を去った場合、大谷は契約を破棄することができる」との項目が入っている。大谷自身、「このお2人と契約する形ですし、もし、そこが崩れるのであれば、契約自体も崩れることになる」と話している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 2

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  3. 3

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    巨人・阿部監督に心境の変化「岡本和真とまた来季」…主砲のメジャー挑戦可否がチーム内外で注目集める

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  3. 8

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  4. 9

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」

  5. 10

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃