著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

「外野手3人」を丸裸!テオスカー・ヘルナンデス クラッチヒッターの「宴会部長」

公開日: 更新日:

テオスカー・ヘルナンデス(外野手)クラッチヒッターの「宴会部長」

 1年契約で移籍した昨季はシーズン、ポストシーズンともに本塁打を量産する大活躍。守備はよくて「中の下」とイマイチだったが、ワールドシリーズではそのクラッチヒッターぶりを遺憾なく発揮。勝負どころで本塁打や適時打を放ち、世界一に大きく貢献した。

 オールスターでは、ド軍初となるホームランダービー優勝の栄誉をもたらした。FAで移籍する可能性もあったが、争奪戦の末、3年6600万ドルで残留した。性格は陽気で宴会部長的な役割をこなす。ホームランを打った打者を出迎える際、ヒマワリの種を頭から浴びせるセレモニーを考案したのもヘルナンデスだ。

■32歳 外野手 188センチ 97キロ 右投げ右打ち
1766万7000ドル(約26億5000万円)
154試合 打率.272 33本塁打 99打点

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした