著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

「外野手3人」を丸裸!テオスカー・ヘルナンデス クラッチヒッターの「宴会部長」

公開日: 更新日:

トミー・エドマン(外野手)昨季リーグ優勝決定シリーズのMVP

 俊足のスイッチヒッター。韓国系米国人で、2023年のWBCには韓国代表で出場した。

 二塁が本職ながら、内外野の守備を高いレベルでこなすユーティリティープレーヤーだ。カージナルスにいた昨季は開幕前に右手首を痛めた影響でメジャー出場はなかったが、7月にトレードでドジャースに移籍すると、ポストシーズンで大活躍。特にメッツとのリーグ優勝決定シリーズでは4番にも抜擢され、ドジャースが4年ぶり25回目のナ・リーグ制覇を決めた第6戦では2安打4打点と大暴れした。メッツとの6試合で実に11打点を叩き出し、シリーズMVPに選ばれた。

 これには、大谷も「トミーが間違いなくMVP」と絶賛だった。

■29歳 外野手 178センチ 87キロ 右投げ両打ち
500万ドル(約7億5000万円)
37試合 打率.237 6本塁打 20打点

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」