ドジャース佐々木朗希が“粉砕危機”…60発捕手擁するマリナーズ3連戦がポストシーズンの試金石に
4年連続23度目のナ・リーグ西地区優勝を決めたドジャースが日本時間27日から敵地ワシントン州シアトルでマリナーズとのレギュラーシーズン最後の3連戦を行う。
マ軍はチーム総本塁打リーグ3位(237本=26日現在)の強力打線を武器にア・リーグ西地区4連覇中だったアストロズの牙城を崩し、イチローがプレーした2001年以来25年ぶりの地区優勝を果たした。
打線をけん引するのは両リーグ最多の60本塁打を放っているカル・ローリー捕手(28)。すでに捕手(48本)、両打ち選手(54本)の最多本塁打記録を塗り替え、残り3試合で、22年にヤンキースのアーロン・ジャッジがマークした62本のア・リーグシーズン最多本塁打記録の更新を見据えている。
この3連戦では大谷と山本の登板はないものの、日本時間25日に中継ぎとしてメジャー復帰した佐々木朗希(23)がポストシーズンに向けた調整のため、マウンドに上がる可能性はある。
約4カ月ぶりに登板した25日のダイヤモンドバックス戦では、1回を無安打無失点2奪三振と好投。直球の最速は160キロをマークして一躍、守護神候補に名乗りを上げたが、新記録を狙うローリーとの対戦が実現すれば、ポストシーズンでのリリーフ起用の試金石になりそうだ。