ドジャース大谷翔平は“使い物にならない”懸念も…WCGで侮れない最低勝率レッズの捨て身の強さ
ナ・リーグ西地区4連覇を果たしたドジャースのワイルドカードゲーム(WCG=日本時間10月1日開幕=3回戦制)の相手が同中地区3位のレッズに決まった。
レギュラーシーズンはド軍が5勝1敗と圧倒しているものの、ポストシーズン(PS)では決して侮れる相手ではない。
最速165キロのエース右腕グリーンを筆頭に先発ローテ5人が安定しており、ワイルドカードゲームではグリーン(26=7勝4敗、防御率2.76)、シンガー(29=14勝12敗、同4.03)の両右腕が先発する見込みだ。
今季、大谷翔平はレッズ投手陣に対し、6試合で25打数3安打の打率.120、0本塁打、3打点と打ちあぐね、中でもグリーンには2打数無安打1四球と抑えられた。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。
「レッズの指揮を執るフランコーナ監督はレッドソックス時代から数え、2度の世界一を含めてPS進出は11回。短期決戦での戦い方を熟知している。WCGではロドロ(27=9勝8敗、同3.33)、アボット(26=10勝7敗、同2.87)の両左腕を第2先発としてロングリリーフ投入するとみられています。大谷はロドロに対して6打数1安打の打率.167、3三振と手が出なかった。向こうには苦手意識がないだけに、ロドロを大谷封じとして起用するはずです。下手をすれば、大谷はまるで仕事をさせてもらえない可能性もあります」