男子の試合はガラガラ…今年のANAオープンのギャラリー数を知って愕然としました
尾崎3兄弟(尾崎将司、健夫、直道)や中嶋(常幸)さんもまだ元気で、伊沢(利光)さん、片山(晋呉)さん、谷口(徹)さん、丸山(茂樹)さん、田中(秀道)さんら、当時のスター選手を挙げれば両手の指でも足りません。
その頃はクラブハウスから緊張感が漂い、ドライビングレンジは早朝からギャラリーが埋め尽くし、ジャンボ(尾崎将司)さんが登場すると千両役者がやってきたかのように歓声が上がったものです。
そこで、ゲンダイの担当者にその頃の男子ツアーのギャラリー数を調べてもらいました。
深堀(圭一郎)さんがツアー2勝目を挙げた1998年の全日空オープン(現ANAオープン)は、4日間で3万5865人。藤田(寛之)さんが55歳のジャンボさんに1打差で負けたのが02年の同大会。最終日は各ホールにギャラリーが列をなしていたことを覚えています。
この日だけで1万4072人のファンが輪厚を訪れ、4日間では約2万5000人。ジャンボさんの最後の優勝の場にいられたのはよき思い出です。