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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

全米OPは残酷なほど難しい…“限界を超えた我慢比べ”という例えは大袈裟ではありません

公開日: 更新日:

 米ツアーのトッププロが頂点を目指す世界最高峰の大会で、アンダーパーフィニッシュは今回3人。04年大会は2人で前回の18年は一人もいませんでした。その難度は「ゴルフの極限」と言っても過言ではないでしょう。

 こうなると、よくいわれる「技術の引き出し」だけでなく、それこそ「全身全霊」をかけて戦わなければなりません。風と距離を読んでのナイスショットがグリーンの奥にこぼれ、右カップいっぱいに狙ったパットがポアナ芝に跳ねてカップ左へ大きく外れることも多々ある。受け入れ難い結果の繰り返しは残酷です。選手は気持ちの整理がつかず、やがて脳も疲れてきます。カップインしてため息をつく選手が多い大会など、他にはありません。「限界を超えた我慢比べ」という例えが大袈裟なものではないことは、中継を見ていたファンなら理解できるでしょう。

 14本のクラブを駆使する技術やコースマネジメント、風の計算はもちろんのこと、スコアにつながらないナイスショットの受け止め方や気持ちの切り替えなども見せてくれた奥深い試合は見応えがある一方で、いつも以上に考えながらの観戦は、正直疲れました。

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