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山﨑武司元プロ野球選手

1968年、愛知県出身。86年ドラフト2位で愛工大名電から捕手として中日に入団。外野手に転向し、96年本塁打王(39本)。2003年、オリックスに移籍するも04年に戦力外。05年に新規参入した楽天入団。07年に39歳で本塁打王(43本)と打点王(108打点)。11年オフに戦力外通告を受け、12年に古巣の中日に復帰。13年に現役引退、現在は評論活動などを行う。通算2249試合、1834安打、403本塁打、1205打点、打率.257。

サウナで震度6の余震…避難しようにも「全裸だからすぐには…」と妙に冷静だった

公開日: 更新日:

 7日のチーム宿舎は駅前のホテルモントレ仙台。ただ、俺は楽天では単身赴任でホテル暮らしだったから、もともと住まいにしていた杜のホテル仙台へ戻った。約1カ月ぶりに自分の部屋へ入ると、洋服ダンスや棚が倒れてぐちゃぐちゃ。趣味で集めていたミニカーもすべてケースから落ちていた。

 杜のホテルはそのときまだ断水中で、風呂に入ることができなかった。すると、その日にちょうど国分町にあるサウナが震災以来の復活をすると聞き、午後11時ごろにひとりで向かった。

 入る前、フロントの兄ちゃんと「またデカい地震が来たらどうしよう」と話していた30分後。湯船につかっていると、グラグラと大きな衝撃があった。震度6の余震。ドドドドドド! と経験したことのない揺れだった。入っていた浴槽の湯が左右に波打ち、ほとんどがあふれ出た。

 サウナの店員さんが慌てて入ってきて「みなさん出て行ってください!」と叫ぶ。いやいや、全裸だから今すぐは出て行けんだろ……。妙に冷静に心の中でツッコんでいた記憶がある。
すぐに服を着て、着の身着のままで店を飛び出し、その日は、チーム宿舎のモントレに泊まることにした。

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