サウナで震度6の余震…避難しようにも「全裸だからすぐには…」と妙に冷静だった
7日のチーム宿舎は駅前のホテルモントレ仙台。ただ、俺は楽天では単身赴任でホテル暮らしだったから、もともと住まいにしていた杜のホテル仙台へ戻った。約1カ月ぶりに自分の部屋へ入ると、洋服ダンスや棚が倒れてぐちゃぐちゃ。趣味で集めていたミニカーもすべてケースから落ちていた。
杜のホテルはそのときまだ断水中で、風呂に入ることができなかった。すると、その日にちょうど国分町にあるサウナが震災以来の復活をすると聞き、午後11時ごろにひとりで向かった。
入る前、フロントの兄ちゃんと「またデカい地震が来たらどうしよう」と話していた30分後。湯船につかっていると、グラグラと大きな衝撃があった。震度6の余震。ドドドドドド! と経験したことのない揺れだった。入っていた浴槽の湯が左右に波打ち、ほとんどがあふれ出た。
サウナの店員さんが慌てて入ってきて「みなさん出て行ってください!」と叫ぶ。いやいや、全裸だから今すぐは出て行けんだろ……。妙に冷静に心の中でツッコんでいた記憶がある。
すぐに服を着て、着の身着のままで店を飛び出し、その日は、チーム宿舎のモントレに泊まることにした。


















