西武時代の清原和博に感じた「巨人への憧れ」 報奨金やギャラの話に目を輝かせていた
PL学園時代、ドラフトで熱望した巨人入りがかなわず泣いていた姿、1987年の日本シリーズで巨人を倒す直前、守っている一塁で涙を流していたのを思い出した。96年オフにFA宣言をすることになる清原は、やはり巨人に興味津々で、私を質問攻めにした。
「やっぱり巨人っていいんですか? 他とどこが違うんですか?」
私はこう答えた。
「まずは金銭面かな。年俸は12球団で一番恵まれていると思うし、他にも1勝ごとにもらえる報奨金とかオフの野球教室やサイン会のギャラがケタ違い。巨人の選手はテレビ出演も多いしな」
「そうなんですね」
清原は目をキラキラさせながら聞いている。
「あとは環境。練習施設は素晴らしいし、やっぱり本拠地が東京ドームなのが大きい。オレは中日のナゴヤ球場で育ったから、真夏はクソ暑くてしんどかった。その点、東京ドームはクーラーが効いている。オレは防具を着けている捕手だから、夏場の体の疲労度、体力の消耗度が全然違う。西武球場も夏は暑いよな」


















