「自殺サークル 完全版」園子温著

公開日: 更新日:

<女子校生が集団自殺>

 人気映画監督の創作の原点が詰まった小説。

 2002年5月、新宿駅のホームから女子高生54人が快速電車に飛び込んだのを発端に各地で集団自殺が頻発。人々は自殺クラブの存在を噂する。その半年前、17歳の女子高生のさやかは、愛知県豊川市の自宅を家出。上京したさやかは、廃墟ドットコムというサイトで知り合った仲良しの「上野駅54」さんが率いるレンタル家族のメンバーとして、客の求めに応じてさまざまな家族の一員を演じるようになる。さやかの妹ゆかも、姉を捜す中で廃墟ドットコムにたどりつき、メンバーに参加。数年後、2人の娘を捜し続けてきた父親の徹三が、突然、姉妹の前に現れる。
(河出書房新社 520円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外