「社会の抜け道」古市憲寿、國分功一郎著
本書はいまの若者に厳しい社会のシステムを、同じくドゥルーズの「社会は常に水漏れを起こしている」という警句にヒントを得て、社会には「抜け道」があると説く。がんじがらめの日常のなかにある漏れやほころびを抜け道と呼ぶのはゲームのウラ技を探すようで切ないが、それを探るのが今日の若者世代の生存戦略なのである。
(小学館 1700円)
本書はいまの若者に厳しい社会のシステムを、同じくドゥルーズの「社会は常に水漏れを起こしている」という警句にヒントを得て、社会には「抜け道」があると説く。がんじがらめの日常のなかにある漏れやほころびを抜け道と呼ぶのはゲームのウラ技を探すようで切ないが、それを探るのが今日の若者世代の生存戦略なのである。
(小学館 1700円)