【大人のためのオトナ本】教養編 世界史から日本という国を俯瞰

公開日: 更新日:

■「仕事に効く教養としての『世界史』」出口治明著

 世界市場で戦わざるを得ないビジネスマンが、日本の文化や歴史について外国人から質問される機会が増えている。日本を語る際に欠かせないのが歴史観であり、世界史の中での日本を理解することだ。本書は、世界から孤立した日本観から脱却し、国と国とのダイナミズムな関係を通して世界と日本を理解することを目指したもの。ペリーが日本に来た本当の目的は何か、中国を理解するための4つの鍵、アメリカとフランスの特異性など、興味深い10の視点が取り上げられている。

(祥伝社 1750円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に