【大人のためのオトナ本】教養編 世界史から日本という国を俯瞰

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■「仕事に効く教養としての『世界史』」出口治明著

 世界市場で戦わざるを得ないビジネスマンが、日本の文化や歴史について外国人から質問される機会が増えている。日本を語る際に欠かせないのが歴史観であり、世界史の中での日本を理解することだ。本書は、世界から孤立した日本観から脱却し、国と国とのダイナミズムな関係を通して世界と日本を理解することを目指したもの。ペリーが日本に来た本当の目的は何か、中国を理解するための4つの鍵、アメリカとフランスの特異性など、興味深い10の視点が取り上げられている。

(祥伝社 1750円)


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