「男子の貞操」坂爪真吾氏

公開日: 更新日:

「問題は<セックスに至るまでの出会いがない>ことではなく、そもそも今の若者に<セックスをする動機づけがない>ことですね。生身の女性とセックスしたい、という動機や情熱が湧き上がらず、コストやリスクを負ってまでセックスしたい相手もいないため、行動できない、あるいはしていない。これが事実です。性的欲求不満もなければ、現状に対する満足度も高い『幸せな童貞』も、実は少なくありません」

 これだけ性の情報が氾濫し、セックスの機会もあふれている。昔より恵まれた時代のはずでは?

「意欲がないのに<しなければいけない>焦燥感や、<しないと男としてダメな気がする>劣等感ばかりに駆り立てられるのは決して恵まれた時代とはいえません。今、氾濫している情報の多くはいわば『タブー破り型』で、処女や女子高生、人妻という記号であおられるもの。禁じられているものを破る快楽は、相手の人格や感情と向き合わないため、長続きしません。本来なら『積み重ね型』で関係性や絆を深めていくのが快楽のあるべき姿です。アイドルやアニメキャラ、果ては風俗嬢にまで処女性を求めるのは、タブー破り型の快楽に毒された結果なんです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    あのジャニーズが“バーチャルアイドル”2.19デビューの衝撃

  2. 2

    風間俊介は3歳児の父 ジャニーズ“結婚&子持ち”NGの境界線

  3. 3

    深まる亀裂…対韓「経済制裁」強行で偽装アベノミクス自爆

  4. 4

    かつては“お荷物”…山下智久が引き寄せた仕事運と信頼

  5. 5

    背後に敏腕マネが 大坂なおみ“バイン契約解除”決断の真相

  6. 6

    嵐に燻り続けてきた“プロパーvs外様”メンバーの確執と暗闘

  7. 7

    専門家も警鐘 南海トラフ巨大地震“前兆”続々発生の不気味

  8. 8

    結婚発表前に伏線が…テレ朝・小川彩佳は悲恋のプリンセス

  9. 9

    背水から逆転の山下智久&木村拓哉 1本の映画が2人を変えた

  10. 10

    好調な映画そっちのけ…キムタクの雑な“白髪染め”が話題に

もっと見る