「科学的根拠にもとづく最新がん予防法」津金昌一郎著

公開日: 更新日:

 巷にあふれるがん予防に関する情報は、その多くが科学的根拠に基づいたものではない。本書では、国立がん研究センターで予防研究に携わる著者が、がんに関する誤った情報や、現時点で科学的根拠が認められている予防法を紹介している。

 たとえば、「料理の“コゲ”を食べるとがんになる」といわれていて、肉や魚のコゲに含まれるヘテロサイクリックアミン類という物質には発がん性があることが動物実験で分かっている。しかし人間で考えると、毎日、茶碗1杯分のコゲを食べ続けた場合のもので、日常、食べる量では発がんの心配はないという。

 他にも、部位別がんの予防法を紹介。肺がんなら、禁煙はもちろん、果物や緑黄色野菜に含まれるカロテノイド摂取による予防効果は確かだという。(祥伝社 780円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    パンデミックが起きても慌てない 今から始める備蓄リスト

  2. 2

    また職員が感染 加藤厚労相は危機管理能力ゼロのポンコツ

  3. 3

    新型ウイルス対策 「東京は封鎖できるか」内閣官房に聞く

  4. 4

    「再感染」が続出 新型コロナは変異、劇症化しているのか

  5. 5

    新型コロナ感染拡大で現実味…東京五輪返上で20兆円消失

  6. 6

    住宅ローン完済で悠々自適の第二の人生が始まるはずが…

  7. 7

    田中みな実は燃え尽き?ジャニーズ事務所も恐れる次の一手

  8. 8

    「つい言い間違えた」発言は日本の官僚機構が瓦解した象徴

  9. 9

    行方不明の愛犬と3年後…1500㎞離れた場所で奇跡的な再会

  10. 10

    サラリーマンにピッタリ 入門用ベンツAクラスにセダン登場

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る