「切り裂きジャック127年目の真実」ラッセル・エドワーズ著、深澤誉子訳

公開日:  更新日:

 19世紀最悪の猟奇事件として知られる、ロンドンの切り裂きジャック事件。公式には5人の売春婦が被害者とされ、多くの人が犯人捜しにやっきになったものの、結局迷宮入りしてしまった。本書は、この事件に興味を持った起業家が、事件現場に残されていたショールをオークションで手に入れ、ついに犯人特定にまで至る驚きのルポルタージュだ。

 まずは事件当時、貧困のために身を売らざるを得なくなった女性たちが犠牲になった現場に足を運び、それぞれの事件を詳細に洗い出していく。その結果、公式発表された事件よりも前に起きた別の殺人事件も切り裂きジャックによる犯行なのではないかと推理。さらに、手に入れたショールに血液や人体の部位が付着した形跡があり、そこから採取されたDNAが当時容疑者として挙げられていた一人の子孫のDNAと一致することを専門家の協力のもとで突き止めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  2. 2

    警察が運営阻止? 6代目山口組・高山若頭に早くも再逮捕説

  3. 3

    したたか仏政府 ルノーとの経営統合要求で日産“強奪”狙い

  4. 4

    30歳適齢期は昔話 石原さとみ&深田恭子が結婚しないワケ

  5. 5

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  6. 6

    持ち家派も…定年後は限りなく“住居費負担ゼロ”を目指す

  7. 7

    やっぱり賃金は下がっている 虚飾の政権で沈む日本経済

  8. 8

    ケータイ料金節約のコツは「通話が多いか否か」で決める

  9. 9

    英国「合意なきEU離脱」直撃 業績悪化危機の日系企業21社

  10. 10

    虎ファンのヤジもどこ吹く風 阪神ドラ1近本の意外な評判

もっと見る