「山の近くで愉快にくらす」北尾トロ著

公開日: 更新日:

 3年前に長野県松本市に移住して狩猟免許や猟銃等所持許可を取ったものの、いまだに猟果ゼロの著者。地元のイベントで、害獣駆除された鹿の皮を利用した鹿太鼓づくりを体験したり、シシカバブならぬシカカバブをごちそうになったりして、けっこう生活を楽しんでいる。狩猟解禁日の猟友会のメンバーとため池に猟に行く。引き金を引いたら狙ったバンの首がカクッと落ちた。やった!自分で羽をむしり、解体して炭焼きにして食べた。人にもらったヤマドリの鍋のほうがうまかった。娘は「2羽目はバンじゃなく、鴨にして!」。

 突然、野菜づくりを始めるなど、何かに目覚めた新米猟師の愉快な日々。

(信濃毎日新聞社 1500円+税)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「遅刻横行」「新入生は練習禁止」…かつての神村学園を変えた小田監督が語った指揮官の矜持

  2. 2

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  3. 3

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 4

    「高市離れ」が参院自民と霞が関で急加速 11年ぶり暫定予算ドタバタ編成がダメ押しに

  5. 5

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  1. 6

    前田敦子“アンダーヘア透け疑惑”写真集が絶好調! トップ張った元アイドルの生き様を女性が強く支持

  2. 7

    沖縄尚学の左腕・末吉良丞は日米争奪戦を呼ぶ「間違いなくドラ1候補」

  3. 8

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  4. 9

    高市首相が画策「逃げ恥国会」は大失敗!予算年度内成立に暗雲、11年ぶりの暫定予算編成へ

  5. 10

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念