「おひとりさまの最期」上野千鶴子著

公開日:  更新日:

「おひとりさまシリーズ」3部作の完結編。

 自宅で死にたいと思っても、これまでは人生の最期を病院で迎える人が多かったが、最近、政府が在宅医療の保険点数を上げ、在宅看取りを増やす方向へ舵を切った。

 在宅医療は一人暮らしには難しいように思えるが、逆に病院に入れようとする家族がいないほうが本人の意思(死の自己決定権)が通りやすい。在宅ひとり死を選ぶなら、成年後見制度などを利用して後見人を決めておくなどの準備が必要である。その場合は、利害関係のからむ家族よりも社会福祉協議会などのほうがベター。

 自分の死に方、死に場所を選びたい人に希望がみえてくる。

(朝日新聞出版 1400円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    5億円の攻防へ 阪神「台湾の三冠王」王柏融獲得は苦戦必至

  2. 2

    桜田大臣に“助っ人”を雇い…安倍首相は海外逃亡の血税浪費

  3. 3

    森友問題の反省ナシ…昭恵夫人が公然と野党批判の“妄言”

  4. 4

    中日・根尾“14歳の冬”の悔恨と決意 野球一本に至る原体験

  5. 5

    メジャー目指す菊池雄星 金銭以外の“希望条件”が明らかに

  6. 6

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  7. 7

    自粛期間終了? NEWS手越祐也が“六本木に再び出没”情報

  8. 8

    原爆Tシャツ、ナチス帽…「BTS」日本への“本格進出”は白紙

  9. 9

    巨人が"第3捕手"と"右の代打"に年俸1.5億円ずつは本当か

  10. 10

    ムロツヨシは実はモテ男 「イケメンに見えてくる」の声も

もっと見る