「おひとりさまの最期」上野千鶴子著

公開日: 更新日:

「おひとりさまシリーズ」3部作の完結編。

 自宅で死にたいと思っても、これまでは人生の最期を病院で迎える人が多かったが、最近、政府が在宅医療の保険点数を上げ、在宅看取りを増やす方向へ舵を切った。

 在宅医療は一人暮らしには難しいように思えるが、逆に病院に入れようとする家族がいないほうが本人の意思(死の自己決定権)が通りやすい。在宅ひとり死を選ぶなら、成年後見制度などを利用して後見人を決めておくなどの準備が必要である。その場合は、利害関係のからむ家族よりも社会福祉協議会などのほうがベター。

 自分の死に方、死に場所を選びたい人に希望がみえてくる。

(朝日新聞出版 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に