「時限病棟」知念実希人著

公開日: 更新日:

 見知らぬ場所で覚醒した看護師の梓は、自分が拉致・監禁されたことを知る。部屋には同じように拉致された、共に外科医の月村と小早川、麻酔科医の七海、そして派遣で働く桜庭がいた。壁にクラウンと名乗る犯人から「襟をただし、真実を見つけるための鍵を探せ」という指示が書かれていた。

 梓は、趣味のリアル脱出ゲームの要領で鍵の在りかを見つけ出す。開いた扉は階下に通じていた。廃病院と思われる建物の一角に起爆装置付きのガソリンが見つかる。与えられた6時間のうちに脱出できなければ死が待っているようだ。5人がクラウンからの謎かけを解いてたどり着いた手術室のベッドにひとりの男が縛り付けられていた。

 現役医師による迫真の長編医療ミステリー。(実業之日本社 593円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る