「ミャンマー[Yangon Press]で読み取る現実と真実」栗原富雄編著

公開日: 更新日:

 2011年にミャンマーにやってきた編著者は、日本のメディアからA・S・スー・チーさんのインタビューを依頼された。不可能だと思ったが、彼女の誕生日の祝福という口実で会うことができた。

 2年後、現大統領がメディアへの検閲を廃止することを知り、懐疑的な気分で[Yangon Press]紙発行の許可申請を提出したら、10日あまりで許可が下りた。それ以後、かなり辛辣な記事を書いてもクレームがついたことはなく、大統領は民主化に本気だと思った。選挙大勢が判明すると政権移譲を口にしたのは、ミャンマーの歴史に刻まれるべき出来事だ。

 激動の4年間を取材した月刊紙の記録。(人間の科学新社 1400円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定