「視力を失わない生き方 日本の眼科医療は間違いだらけ」深作秀春著

公開日: 更新日:

 著者は若い頃に渡米して本場の眼科治療を学び、海外でのコネクションを保ちつつ白内障緑内障、網膜剥離などの眼科手術にまい進している眼科専門医。これまで15万件以上の眼科手術を行ったという。

 そのスーパードクターが、平均的な日本の眼科治療が世界と比べてどれだけ遅れ、非常識がまかり通っているかを説明している。

 日本の網膜剥離治療で行われている手術によりどんな不具合が起きているのか、「目の体操」などの健康法が何をもたらすのかなど、目からウロコの話が満載。目の手術を検討している人には必読の書だ。(光文社新書 800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償