「スナックの歩き方」玉袋筋太郎著

公開日: 更新日:

「全日本スナック連盟」会長の肩書も持つ著者によるスナック入門書。

 昭和を感じさせる店の構え、愛情たっぷりのお通しやおつまみ、人生経験豊富なママの人情が通った接客、常連客との交流、そして懐メロカラオケなど。世の中から消えつつあるモノがたっぷりと詰まったスナックは、実は国内にコンビニよりもはるかに多い10万軒もあるという。

 さまざまなタイプのスナックがあるが、その基本はママ(あるいはマスター)が切り盛りしている個人経営の店で、お客さんと血の通ったコミュニケーションを楽しむ場所だと著者は定義する。初対面でも楽しく飲める店の見つけ方から、店内での作法など、年間150軒、各地のスナックを飲み歩く達人が、その楽しみ方と魅力を伝授。(イースト・プレス 800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る