「薬に頼らず血圧を下げる方法」加藤雅俊著
有名書店でも平積みされている人気の本。高血圧に関する本はこれまでも数多く出版されているが、この本には主に3つの特徴があるように思う。
①著者が医師でなく製薬会社に勤めたことのある薬剤師であり、高血圧の危険を説く医師の背景を説明している②誰でもできる「降圧ツボ」「降圧ストレッチ」が写真入りで書かれている③そもそも血圧とは何で、どんな仕組みなのか、なぜ危険なのかを分かりやすく書いている――だ。
例えば、「血圧が150の人は、水で測れば2メートル近くの水を噴き上げるほどの強い力で血液を押し出している」「血圧とは、その人自身の肺年齢や血管年齢を示すバロメーターである」などイメージしやすい言葉で説明している。
高血圧に悩んでいる人は一読すべき本だ。(アチーブメント出版 1200円+税)