「人を奮い立たせるリーダーの力」平尾誠二著

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 ラグビー日本代表監督や神戸製鋼コベルコスティーラーズ総監督を務めるなど、数多くの選手を育ててきた著者によるリーダー論。

 強い組織をつくるにあたり、最も避けるべきはメンバーの「友達化」だという。自由に言い合える関係はよいが、ともすれば「馴れ合い」になり、緊張感を失わせる。個人にしろ、チームにしろ、力を存分に発揮するには緊張感は欠かせないのだ。

 また、チームを引っ張るリーダーには「異質な人間を取り入れられるだけの許容力」が必要だ。異質なもの、対立するものを排除するのではなく、組織にとって最大の利益を生むかどうかという損得勘定を持つ度量がなければ組織は発展しない。

 その他、人を叱るときの4つの心得や、強い個の育て方など、昨年、早世した著者が残した91の矜持を紹介する。(マガジンハウス 1200円+税)

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