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「朴正煕と金大中が夢見た国」金景梓著、太刀川正樹訳

 韓国で、革新系で「反日」の文在寅大統領が誕生した。

 かつて「反日」といわれた金大中大統領が当選した時、小渕首相(当時)と個人的に親しくなり、日韓関係が好転して、日本で韓流ブームまで起きた歴史もある。

 著者は学生時代に4・19学生革命に参加、軍事政権から逃れて、米国で亡命生活を送った経験を持つ。

 その後、金大中、盧武鉉の選挙参謀を務め、2012年には保守系の朴槿恵の選挙陣営に加わるという異例の経歴の持ち主で、「韓国では朴正煕に代表される保守派と、金大中に象徴される進歩派が和解してこそ、北朝鮮の脅威に対抗できる」と主張する。

 本書には朴正煕と金大中が若い頃、共産主義思想に染まったが、どう克服したのか、また金大中の専売特許といわれた「太陽政策」はもともと朴正煕の発想だったという事実も紹介されている。混迷する韓国政治を理解する一助になる。(如月出版 1852円+税)

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