「カラス屋の双眼鏡」 松原始著

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 カラスの生態や行動を研究する著者による自然科学エッセー。

 何で視線が上を向いているの? と知人から尋ねられるほど、カラスと彼らの巣を探す日々。カラスに警戒されないように「見ていないフリ」をしながら、彼らの巣を見つけ出す極意に始まり、研究室に持ち込まれたケガをした子ガラスの世話をした体験、さらに自宅近所で垣間見たハシブトガラスとハシボソガラスの縄張り争いや、北海道で見た鹿の死体をめぐるキツネとの争奪戦など。面白エピソードを通じて、カラスの不思議な生態を紹介。

 同時的一夫多妻のオオヨシキリや、百発百中の的中率を誇るトラツグミの天気予報など、他の鳥や動物など、フィールドワークで出合った動物たちの話も満載。(角川春樹事務所 660円+税)

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