「われらマスコミ渡世人」五木寛之、田原総一朗著

公開日: 更新日:

 文芸とジャーナリズムの第一線で活躍している2人による対談集。

 田原氏が司会を務める「朝まで生テレビ!」が始まって30年。開始以来、一回も欠かさずに見ているという五木氏は、出演者たちの変化を指摘しながら、マスコミ渡世人とも呼ぶべき種類の人たちが絶滅しかけていると嘆く。これまで世の中を変えようとか、革命を起こそうとは思わなかったのはなぜかと田原氏が問えば、五木氏は先人の「それぞれの砲座から共通の敵を撃て」という言葉を引き、尊敬する先輩たちの抵抗の仕方を紹介。

 その他、少年期の戦争体験から、青春の挫折や焦燥、そして人生を支えてきた信念まで。反骨の精神で同時代を生き抜いてきた2人が人生を語り合う。(祥伝社 800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  2. 2

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  3. 3

    九州国際大付野球部で暴力事件 楠城監督が日刊ゲンダイに明かした「不祥事」への言い分

  4. 4

    駐車トラブルの柏原崇 畑野浩子と離婚

  5. 5

    江角マキコさん「落書き騒動の真相」を初めて語る…人気YouTuberの配信に抗議

  1. 6

    クビになってからの逃避行 ミニカーファンの同志30人とエコノミーでドイツへ飛んだ

  2. 7

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  3. 8

    石油備蓄に奇妙な“二重基準”…1日の消費量が日本政府は「176万バレル」で国際基準は「336万バレル」のナゼ

  4. 9

    レベルの低い“寄せ集め集団”を見渡し、失った自信を取り戻した感覚があった

  5. 10

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった