夏休みに読みたい「三国志」特集

公開日: 更新日:

「完全版 大人が読みたい三国志」

 初めて日本語訳された海外小説でもある「三国志演義」は、江戸時代にベストセラーとなったそうだ。

 本書は、古くから日本人に愛され続けてきたそんな三国志の魅力をさまざまな視点から読み解くビジュアルムック。

 三国時代に至る時代背景から、物語の概要、そして登場人物の紹介まで。年表や地図、浮世絵、挿絵、そして人形美術家・川本喜八郎氏による迫力ある英雄たちの人形などの豊富な図版で立体的に三国志の世界を案内してくれる。

 さらに、劉備と彼を支えた忠臣諸葛亮が闊歩した蜀の都、現在の四川省の省都・成都をはじめ、中国各地の三国志ゆかりの地を巡るフォト紀行や、ゲーム「三國志」シリーズの生みの親シブサワ・コウ氏へのインタビューなど充実の内容で読みどころ満載。(三栄書房 759円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」