「日本酒のペアリングがよくわかる本」葉石かおり監修
日本酒には「フルーティー(吟醸酒)」「軽快(辛口)」「旨口(山廃など)」「熟成(長期熟成系)」の4タイプがあるが、それぞれのタイプ別により、おいしく味わえる食材と調理方法を紹介したペアリング・ハンドブック。
たとえば、フルーティータイプのお酒の代表銘柄は「獺祭」や「寫楽」。味わうグラスはワイングラスのように香りを閉じ込める大きな空間のあるものがいい。温度は5~25度。タイやタラ、鶏の胸肉、乳製品ではモッツァレラチーズやカッテージチーズがお薦めだ。
焼き鳥に「94」(京都・玉乃光酒造)、油揚げに「鶴と油揚げ」(新潟・恩田酒造)など各蔵元がこれぞと思う食べ物にターゲットを絞って開発した11銘柄の紹介付き。
(シンコーミュージック・エンタテイメント 1500円+税)