「猟犬の旗」芝村裕吏著

公開日: 更新日:

 日本の情報機関にスパイとして雇われているペルー人の〈俺〉。久しぶりに休暇を取って静岡に向かう電車の中で、女がバッグを置いて立ち去った。きな臭さを感じた俺は窓からそれを投げ捨て追い詰めた女を駅の階段から突き落とした。その日の夕刻、富士山に登ると場違いなスーツ姿の男が登ってきて急ぎの仕事が入ったと伝えてきた。3日後に関西国際空港にシリア人を満載した飛行機が到着する。そこに日本人活動家がなだれ込み機内に立てこもってシリア人の窮状を訴えるのを阻止しろという。関空の到着ロビーに着いたら、ヨーロッパ系のおばちゃんが空港の警備員らを射殺するのを目撃した。

 連続テロに立ち向かう外国人スパイが活躍するエンターテインメント。

(KADOKAWA 1500円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日産の“暴君”と対決した元広報マンはゴーン事件をどう見る

  2. 2

    劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

  3. 3

    元カノ小川アナは結婚…櫻井翔“クソ甘えん坊”の険しい前途

  4. 4

    上沼恵美子が試される…フジテレビの“実験”は吉と出るか

  5. 5

    元スピードスケート五輪銅 山中宏美さんは銭湯でヨガ講師

  6. 6

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

  7. 7

    遠のく錦織GS制覇…稚拙なチームとマネジメントに疑問の声

  8. 8

    また怪統計か 2018年「貯蓄ゼロ世帯」大幅改善のカラクリ

  9. 9

    トランプに平和賞?推薦した安倍首相に問われる“見識”<上>

  10. 10

    一体何が…大坂なおみ“心の支柱”サーシャ氏と決別の衝撃

もっと見る