巨人の今秋ドラフトは大紛糾! 1位指名は投手か打者か、即戦力か高校生か…チームは投打そろって火の車
巨人のエースがまたも離脱した。
山﨑伊織(27)が25日、故障班に合流。前日24日に右肩痛のため、登録を抹消されていた。
3年連続で2ケタ勝利を挙げ、開幕投手の最有力候補だった今季は、右肩のコンディション不良で3月15日に戦線離脱。ようやく実戦復帰した5月には、右肩の別の箇所に違和感を訴えて緊急降板。再び長いリハビリ期間を経て、7月14日のヤクルト戦で一軍復帰を果たした後は、5試合で1勝1敗、防御率4.91とピリッとしない登板が続いていた。
巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)は「阪神との優勝争いが厳しくなりました。肘より肩を痛める方が長引くから厄介。しかも再発となると、慎重にリハビリをする必要がある。今季中の復帰は難しいのではないか」と指摘しているが、その山﨑に代わってこの日の先発のマウンドに上がったのは則本昂大(35)である。
23日の昇格時点ではリリーフでの起用の見込みだった。負ければ阪神に優勝マジック点灯の可能性がある重要な一戦で、白羽の矢が立ったわけだが、三回までに5点の大量援護をもらいながら、2回と3分の2を投げて4失点でKO。二軍戦でも5試合で防御率4.05と打ち込まれるケースが目立っていただけに、巨人の元バッテリーコーチの秦真司氏(評論家)は「代役が則本というところに、巨人の苦しい台所事情が表れています」とこう続ける。
「球威で抑える投手なのに、力がないし、制球も甘かった。5点も援護をもらって3回も持たないんじゃ厳しい。そもそも巨人の今季の完投数はたったの3。優勝を争う阪神は8だから雲泥の差。そこにきて、この日は則本、週末の阪神との天王山では37歳の田中将大が投入される予定。ベテラン2人に長いイニングは期待できません。この2人に限りませんが、今季の巨人先発陣は、5回80球を投げればお役御免のような雰囲気がある。これでは中継ぎ陣が疲弊してしまう。中継ぎエースの田中瑛斗は今季49登板でリーグ最多。この日も無失点で踏ん張ったとはいえ、いつパンクしてもおかしくありません。登板過多のリリーフ投手は、9月になると疲労が出ます。こうなると、今年のドラ1は即戦力投手が欲しいところですが、攻撃陣はさらに苦しいので悩ましいですね」


















