「誰でもカンタン!『いい字』が書ける」 武田双雲著

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「自分の字は下手」というコンプレックスを抱える多くの人に向けて書かれた指南書。人気書道家が「いい字」を書くための極意を教えてくれる。

 誰もが「美しい字」「かっこいい字」に憧れるが、それにあまりこだわる必要はないという。

 一方で誰が見ても嫌いな字、ダメな字は存在する。それは「雑に」書かれたり、「小さすぎ」たり、「薄い」字。少なくともこの3点を避ければ、すべての字はその人らしい「いい字」だと著者は言う。そんないい字とは何かという定義から、ひらがなは「線と余白のバランスに気をつける」、漢字は画数の多い字は大きく、少ない字は小さく書くなど、20の極意を伝授。お手本を見ながら練習すれば字を書くことの面白さ、楽しさが体感できる。(筑摩書房 780円+税)


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