「男の本音を知る技術」高野麗子著

公開日: 更新日:

 恋愛不毛の時代、「結婚できない若者」という言葉がテレビなどマスコミを通じて漏れ聞こえてくる。こんな時代にあって、もてはやされているひとりが著者。現役時代、7000人以上の男性を接客した元ナンバーワンキャバ嬢で、引退後は日本初のキャバ嬢専門コンサルタントとして予約待ちが出るほどの人気ぶりだ。そんな彼女が、体験を通じて知った男の本音などを具体的に紹介した本。

 たとえば、女性から声を掛けることは恥ずかしいことではないと言い切る。むしろ「待ちの大和なでしこ」は封印しましょうとも。要は心を開いて、まずはコミュニケーションをとることが必要だということ。それは男性にとっても言えることで、本は男のための優れた指南書としても役立つ一冊だ。 (大和書房 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択