「男の本音を知る技術」高野麗子著

公開日: 更新日:

 恋愛不毛の時代、「結婚できない若者」という言葉がテレビなどマスコミを通じて漏れ聞こえてくる。こんな時代にあって、もてはやされているひとりが著者。現役時代、7000人以上の男性を接客した元ナンバーワンキャバ嬢で、引退後は日本初のキャバ嬢専門コンサルタントとして予約待ちが出るほどの人気ぶりだ。そんな彼女が、体験を通じて知った男の本音などを具体的に紹介した本。

 たとえば、女性から声を掛けることは恥ずかしいことではないと言い切る。むしろ「待ちの大和なでしこ」は封印しましょうとも。要は心を開いて、まずはコミュニケーションをとることが必要だということ。それは男性にとっても言えることで、本は男のための優れた指南書としても役立つ一冊だ。 (大和書房 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」