「男の本音を知る技術」高野麗子著

公開日: 更新日:

 恋愛不毛の時代、「結婚できない若者」という言葉がテレビなどマスコミを通じて漏れ聞こえてくる。こんな時代にあって、もてはやされているひとりが著者。現役時代、7000人以上の男性を接客した元ナンバーワンキャバ嬢で、引退後は日本初のキャバ嬢専門コンサルタントとして予約待ちが出るほどの人気ぶりだ。そんな彼女が、体験を通じて知った男の本音などを具体的に紹介した本。

 たとえば、女性から声を掛けることは恥ずかしいことではないと言い切る。むしろ「待ちの大和なでしこ」は封印しましょうとも。要は心を開いて、まずはコミュニケーションをとることが必要だということ。それは男性にとっても言えることで、本は男のための優れた指南書としても役立つ一冊だ。 (大和書房 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手