「やってはいけない『長男』の相続」税理士法人レガシィ著

公開日: 更新日:

 相続で「モメる家族とモメない家族」の違いは、長男=本家がどのように行動するかにかかっているという。

 相続では、土地などを平等に分けることは難しく、故人の介護を担当した人などには相続財産を平等に分けるとかえって「不平等」に感じる人もいて、必ずしも公平にはいかない。みなが納得する「落としどころ」をうまく見つけられるかどうかは、長男にかかっているというのだ。なぜなら、民法で法定相続分が決められているが、日本では長男が財産のほとんどを相続する「本家相続」が約7割を占めているからだ。

 本書では、改正された新相続法を踏まえ、長男夫婦が、相続においてどのように振る舞えばよいのかを具体的にアドバイスする。

(青春出版社 830円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い