「ビートルズとストレスマネジメント」松生恒夫著

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 ビートルズのメンバーはトップスター故のストレスに苦しんでいた。

 ジョージ・ハリスンはインドで瞑想法を学んだ。ポール・マッカートニーはうつ状態で酒と薬物に手を出したが、リンダと結婚し農場に移り住んだ。ある日、夢の中で母親に「大丈夫だよ」と励まされ、母親の口癖だった「レット・イット・ビー(あるがままに)」という歌詞の歌をヒットさせた。父親不在で母親が別の男と同棲していたため、伯母夫婦に育てられたジョン・レノンは、他のメンバーとの軋轢などからドラッグを乱用していた。オノ・ヨーコと出会って玄米食に変え、健康な生活を取り戻した。

 ビートルズのメンバーがどうやってストレスを克服したかを紹介する。

(春陽堂書店 1760円)

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