「『嫌いっ!』の運用」中野信子著

公開日: 更新日:

 私たちは、小さいころから食べ物に好き嫌いを言うことや、他人に嫌悪感を示すことは、よくないことだと教えられてきた。しかし、「嫌い」という感情は、自分を守るためには非常に大事なもの。自分に必要のないもの、害になるものを回避する動機づけになるからだ。

 人は、何かを、誰かを嫌わずに生きていくことはできず、この感情を消し去ることは不可能だと著者は言う。「同僚や、家族が嫌い」「自信が持てない自分が嫌い」「嫌いな作業がストレスで職場に行きたくない」など、ネガティブな「嫌い」の感情にも必ず意味がある。

 本書は、そんな「嫌い」という感情を脳科学的に分析。その上で、「嫌い」という感情を上手に活用して、人生にプラスになるように使いこなしていく方法を教えてくれる。 

(小学館 780円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に