「フィリピンパブ嬢の経済学」中島弘象著

公開日: 更新日:

「フィリピンパブ嬢の経済学」中島弘象著

 大学院でフィリピンパブを研究していた著者は、その調査で出会ったホステスのミカと2015年秋に結婚。その経緯を描いた前著「フィリピンパブ嬢の社会学」の続編。

 夫婦は、同じくフィリピンパブ嬢のミカの姉メイさん一家5人が暮らす3LDKのアパートに居候。結婚後も仕事を続けるミカは月収40万円を稼ぐときもあるが、定職についておらず日雇いやアルバイトを続ける著者は、ほとんど収入がないときもある。同居も、大人の男が昼間から家でゴロゴロしていても日本とは違いフィリピン人たちは目くじらを立てたりしない。しかし、そんな生活が1年後のミカの妊娠で一変する。

 ミカにとっては異国での出産と子育て、そして国際結婚によって痛感する文化の違いまで、軽妙な筆致でつづる。

(新潮社 902円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    森香澄はピアニストを夢見て練習に打ち込むも、1浪して東京女子大現代教養学部へ…高校は都立新宿

  3. 3

    森香澄には「あざとかわいい」にとどまらない「主役体質」の素質アリ

  4. 4

    キオクシア株は「高値の花」…2期連続過去最高決算で時価総額40兆円も、個人投資家比率わずか5%

  5. 5

    渋野日向子に「全米女子プロ」逆転出場の道…勝みなみと3年連続タッグでツアー唯一のダブルス戦V狙う

  1. 6

    生田斗真の活躍を見て育った弟・竜聖は川崎の公立中学から中大法→フジテレビへ

  2. 7

    佐々木朗希の選手会脱退が若手逸材に飛び火 「電通が動いているんじゃないか」と広がった疑心暗鬼

  3. 8

    ナショナルズ小笠原慎之介「巨人入り」のウラ…「メジャー昇格の芽なし」の悲しい現実

  4. 9

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  5. 10

    高市事務所が選挙ネット戦略で手だれに接近のナゼ…中傷動画作成・拡散のキーマン松井健氏の“意外な実績”