「逃げ続けたら世界一周していました」白石あづさ著

公開日: 更新日:

「逃げ続けたら世界一周していました」白石あづさ著

 幼い頃から要領が悪く、集団行動が苦手だった著者は、高校生の頃から旅や登山を名目に日常から「逃走」。すると、ずっと閉じたままだった目の前の扉が開き、一気に世界につながった気がしたという。

 以来、苦しくなると「夜逃げ旅」と称して旅に出て、27歳で世界一周の「心の大掃除」旅に出る。多様な価値観に触れることができる旅には、自分の世界を広げる力がある。

 本書は、アメリカ・ヒューストンのドミトリーで出会った一日中外出せずにパンツ一丁でベッドで寝ているおばさんと、スキンヘッドの鼻ピアスで本を読み続ける若い女性のコンビなど、そうした旅で出会った人と事件を語りながら、著者の人生を楽にしてくれた新しい常識や考え方をつづる異色紀行エッセー。 (岩波書店 1034円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 2

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  3. 3

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  4. 4

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 5

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  1. 6

    巨人ドラ1岡本和真 本塁打1本「小遣い1万円」に祖父母悲鳴

  2. 7

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  3. 8

    辰己涼介は楽天残留が濃厚 ソフトバンク東浜巨らFA行使“残り物”たちの気になる行方

  4. 9

    新大関・安青錦に追い風? 八角理事長が看破した横綱・大の里「左肩回復遅れ」

  5. 10

    ブルージェイズ岡本和真に「村上宗隆の2倍」の値段がついたカラクリ