「○○にいたる病」我孫子武丸ほか5人著
「○○にいたる病」我孫子武丸ほか5人著
鬼頭樹(いつき)はWXY企画の事務所にしのびこんだ。応接用のソファで社長の三峰研二が酔いつぶれて寝ている。このソファで、三峰やほかの男たちが楓花やほかの少女たちを陵辱したのだ。樹はナイフを逆手に持ち、三峰の喉をかき切った。
赤坂警察署の刑事、鷹森健吾と柴田凜は、町田署から、AV男優の金城豪が死体で発見されたという連絡を受けた。三峰と同じように性器を切り取られていた。連続猟奇殺人か?
逮捕された鬼頭樹は、楓花を殺したのは自分だと言った。楓花を地獄から救うにはそれしかなかったと。(「切断にいたる病」)
ほかに、「欲動にいたる病」(神永学)など、さまざまな殺人のアンソロジー。 (講談社 1925円)


















