「あの冬の流星」朝倉宏景著

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「あの冬の流星」朝倉宏景著

 小学生の佐竹竜星はサッカーでケガをして病的骨折の可能性があると言われ、総合病院を受診した。診断はユーイング肉腫。医師は、残された時間は半年から1年だと言う。

 父は竜星に病名を告げるべきか迷うが、担当医に、後ろめたさや後悔を残さないようにと言われ、事実を告げる決意をする。

 サッカー選手にはなれないと知った竜星は、「天文学者ならなれるよね?」。父は自宅に竜星を連れ戻そうと決意し、母は、「楽しくて、幸福な思い出でいっぱい満たして、送り出してあげたい」と考えた。だが、「死んだらどうなるのか」と問われたら……。

 迫り来る死を見つめる子どもに寄り添う家族の選択を描いた物語。 (講談社 2255円)


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