末期の肝硬変を告白…林葉直子の孤独と偏食、壮絶人生

公開日: 更新日:

 また、新著「遺言―最後の食卓」(中央公論新社)の中では、〈病気で食後の薬が8種類くらいあり、固いものを食べると歯茎から出血。腰が痛くて正座もできないし、塩分制限があるので食べられるものも限られる〉といった闘病生活を紹介。

 不倫が原因で大量飲酒に走ったとし、〈赤いバラをもらったこともある。「ありがとう」と言われたこともある。でも、それは子どもを堕(お)ろした日〉〈その後も、避妊する様子がなく、私もそれは言い出せなかった。だって、向こうは大先生なのだ〉と赤裸々に明かした。

 10代から林葉を知る将棋関係者はこう言う。
「不倫騒動後に破滅型になった印象。将棋界では元祖アイドルとして可愛がられてきた。不倫騒動で“追放”されたときも、かばう声や復帰を後押しする声もあったくらい。ただ、10年以上経った今は、ほとんどの人が交流を絶っていると思います」

 別の関係者も言う。
「林葉は強かったし、切り替えが早くサバサバした性格だったけど、男からの嫉妬もあった。ストレスは相当だったはず。地元のラジオに出演するなどタレント活動もしていたから、スケジュールもキツキツで、相当疲弊していたのでしょう。確かに酒豪だったが、表面が唐辛子で真っ赤なうどんを好んで食べたり、激辛30倍なんてカレーも平気でした。食事の嗜好(しこう)はかなり変わっていて心配していました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」