デキ婚で大ヒンシュクでもベタ褒め 黒木メイサの巨匠殺し

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 巨匠が満を持して取り組んだ“震災ドラマ”に引き込まれた人は多いのではないか。22日に放映されたテレビ朝日開局55周年ドラマ「時は立ちどまらない」。来月で3年の節目を迎える東日本大震災がテーマ。同じ被災地でありながら、何もかも失った者と失わなかった者――。境遇の異なる2つの被災家族の心の機微を脚本家・山田太一氏(79)が描いた意欲作だ。

 俳優陣も豪華。中井貴一をはじめ、柳葉敏郎、樋口可南子、岸本加世子、吉行和子、橋爪功、倍賞美津子とそうそうたる演技派が出演する中、“マドンナ”に抜擢されたのが黒木メイサ(25)。大津波で漁師のフィアンセを瞬時に失いながらも、2つの家族をつなぐ重要な役を演じた。コラムニストの桧山珠美氏が言う。

「一貫して家族をテーマに掲げてきた巨匠だけに、かけがえのないものを失った家族が再生する様子が見事に描かれていました。彼女の最大の魅力はハングリー精神やたくましさ、それにどことなく土のにおいを感じさせる見た目。エキゾチックな容姿は代役がいない」

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