謹慎したから仕事くれ…板東英二「お涙頂戴作戦」の吉凶

公開日: 更新日:

「もういいや、と思いました。ここでちゃんといろんなことを書き残して、命絶ってもいいやと思いました」

 13日放送の「お笑いワイドショー マルコポロリ!」(関西テレビ)にゲスト出演した板東英二(74)がこう言った。

 12年12月に国税局から7500万円の申告漏れを指摘され、レギュラー全9本を降板して昨年2月に芸能活動を自粛。今年2月に本格復帰するまで1年間の謹慎生活の中では、自殺まで考えたことを告白した。「最初の2カ月間は大阪の自宅で引きこもり生活。まるで逃亡者のようだった」と話すと、“謹慎ネタ”は止まらなかった。

「飛び降りることができそうなビルの屋上へ2度ほど下見に行ったんです。ところがね、そう簡単に死ねるもんじゃないんですよ。たぶんね、12階以上じゃないとダメでしょうね。5、6階では(地上に)植木とかあって、走りながら飛ばないと。眠剤(睡眠導入剤)を集めたりもした。でも、このままの板東だと思われるのが嫌で…」

■植毛ネタも忘れず

 自殺未遂エピソードを披露した後は、前頭部を手で押さえながら「もう、ここは(毛が)ないです。横はあります。ウイッグは3、4種類持ってます」と笑わせ、テッパンの“植毛ネタ”も忘れなかった板東。今年1月からは吉本興業に所属。2月には事務所の“先輩”となった明石家さんま(58)がMCの「さんまのまんま」で本格復帰を果たし、最近は週刊誌などにも登場。板東としては、もうすっかり“ミソギ”は済んだ気持ちなのだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手