元日でも「竜兵会」最優先 劇団ひとりの「上島竜兵愛」

公開日: 更新日:

 飲み会に女性はゼロ。新顔が注目されるのは頭の10分。あとはほったらかし。みんなが竜兵さんいじりにシフトしてしまう。そっちのほうが女の子をチヤホヤするより楽しい。まぁ、女の子としては面白くないですよね。

■助けられた竜兵さん“超天然エピソード”

 竜兵さんは、よくとんでもない言い間違えをするんです。

「あ、この風景見た! アジャパー!」

 正解は、アジャパーじゃなくて、“デジャビュ(既視感)”なんですよ。そういうエピソードをテレビやラジオで披露することでトークのツカミになる。名前の売れてない僕は竜兵さんのエピソードに助けられました。

 テレビでけなしてもツッコんでも平気な大先輩は他にはいない。若手のピン芸人でもキャラを押し通してずうずうしくいられるようになるのも竜兵さんという大船のおかげです。媚(こ)びたヤツに仕事を回すでもなく、僕たちに竜兵ネタを提供してくれる。事務所の先輩・後輩芸人をつなげてくれる。金は出すけど見返りを求めない、むしろ後輩にツッコまれて終わる。何ていうんでしょうかね、直接的じゃなくて長く肥やしになるチャンスをくれるんですよ。そんな竜兵さんだからつい集まってしまう。元日は竜兵会の集まりが最優先、年末に海外行こうとカミさんに言われても、元日以降と決めていますよ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも