歌手・森山愛子さん 「デビュー前は猪木事務所のOLだったんです」

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 もっとも、会長とお話ししたことはほとんどありません。外を飛び回るタイプだったんですね。

 そんな会長と、初めて会話らしい会話をしたのが、04年3月に、社員研修でパラオを訪れた時。写真は、グアムでの夜、たまたま近くにいたところをパシャリと。笑顔が優しくて、心も大きな人だなあという印象です。

 デビュー曲「おんな節」をリリースしたのが、この2カ月後の5月。プロモーションやらレコーディングで突然忙しくなり、会社に行けなくなったある日、事務所で「森山愛子」の芸名を告げられました。「森と山、自然を愛する子だ」って意味を込めて、会長が名付け親になって下さったんです。

 本当のことを打ち明けると、最初はピンときませんでした。マコトとか翼といった、もっとパンチのある、男女どちらにも取れるような芸名をなんとなく考えていたからです。でも10年が経ち、今では本名よりもしっくりくるくらい、気に入ってます。

 そうそう、とても短いOL生活でしたけど、新宿アルタ前でのデビューイベントには、わざわざ会長も、ブラジルから駆けつけてくださいました。打ち合わせにない「闘魂注入」のビンタも頂いちゃいましたけど……。

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